あべろぐぷらす

元SEが半農半Xな暮らしを目指して頑張る様子を福島から発信するブログ

表紙のインパクトがすごい!!カトーコーキさんの『しんさいニート』を読んでみた!

こんにちは、あべし(@honjituno)です。カトーコーキさんの『しんさいニート』を読んでみました。表紙のインパクトもすごいですが、内容もすごいです!ぜひみなさんに読んで頂きたいと思ったので、読みましたレポートを書いてみようと思います!

表紙のインパクトがすごい!!カトーコーキさんの『しんさいニート』を読んでみた!

タイトルもすごいですが、表紙もすごいです笑。表紙を引用させて頂きます。

オレは世界にとっていらない人間だ。

 

誰からも必要とされず、社会にとって有益なものを何ひとつ生み出せない、非生産的な自分の存在が、とても情けなく許せなかった。情けないという思いに、ボクは幾度となく涙を流した。

 

情けない… 情けない…

ごめんなさい… ごめんなさい…

確認のためもう一度書いておきますが、これ表紙です。これだけでも『ぎゃっ!』ってなりますよね。ちなみに背表紙にも『情けない…』の部分が書かれています。

 

タイトルはしんさいニートだし、表紙からも重い空気が漂ってきているように、お話は震災当日の様子から始まります。作者のカトーさんは福島県南相馬市の出身で、震災当日も南相馬市で被災されたそうです。本の前半は、震災当日はやっぱりそれぞれ色んなことがあったんだなと、とても貴重なレポとして読むことができます。

 

しかし!後半に進んでいくにしたがって、お話がまさかの方向に進んでいきます。なんと震災からの色々が引き金となってしまい、作者のカトーさんがうつ病を発症してしまうのです!ここで表紙の雰囲気に納得しました。なるほどそういうことだったのか!と。

 

そして、本当にすごいなと思ったのが、自分に対する分析が半端ないということ。自分の話ではないのに、『うわぁー。』となってしまって、こっちまで直視できない雰囲気です。自分と向き合うことって、本当に大変だと思うけど、カトーさんの場合、ここまでとことん向き合わなければ、生きていくことができなかったのかなとも思いました。生きるために、逃げずに闘っていたんだろうなと思います。

 

うつな観点で読んでしまったのですが、そこで一番はっとした箇所があります。それは『焦ってしまうことはうつの症状だ!』と書かれていた箇所。うつのせいで、より焦ってしまうのですね。本当にはっとしました。最初の頃にはお医者さんから『焦らず、ゆっくりいきましょうね!』と何度も何度も言われていたことを思い出しました。最近は生活の中で焦ってしまうことが本当に多くて、この本を読んで思い出せてとても良かったです。

 

内容はネタバレになってしまうのであれこれ書けませんので、最後にもう一つすごいところを!それは『重めな内容なのに、絵が面白い』ところ!マンガじゃなかったら、ぼくも最後まで読めていたか、少し自信がありません。気楽にとまではいきませんが、少しリラックスした雰囲気で読むことができますよ。自分のことを『世界にとっていらない人間だ』と感じている人、生きているけど『情けない、ごめんなさい』と思ってしまう人、自分の周りにこんな人がいるという人、おすすめの本ですのでぜひ読んでみて下さい。それではー!