あべろぐぷらす

ミステリー小説専門ブックチューバーのブログ

永遠に眺めていたい。森英俊さんの『ミステリ美術館』は海外ミステリ好き、古本好きにとって必読の書でした。

こんにちは、あべし(@honjituno)です。今日は少し久しぶりに本のお話です!

 

先日の福島県立図書館に訪問した時に借りてきた森英俊さん『ミステリ美術館』が、本当にもうすごかったです!海外ミステリ好き、しかも古本好きな方は間違いなく必読ですよ!

永遠に眺めていたい。森英俊さんの『ミステリ美術館』は海外ミステリ好き、古本好きにとって必読の書でした。

この本のサブタイトルは『ジャケット・アートでみるミステリの歴史』となっていて、海外ミステリの原書の書影を集めた内容になっています。

 

表紙になっているエラリークイーンからはじまって、ジョンディクスンカー、アガサクリスティと続いていきます。

 

ぼくを含めた古本好きにとって、こうして書影を眺めることができるだけで、かなり楽しめるんです。

 

古本屋さんで本を探している時に、今まで見たことがない本に出会うと『へぇー!こんな本があるんだー!』という驚きがあって、それがとても楽しかったりするんですけど、この本を読んでいてほとんど同じ感覚で楽しむことができました。

 

海外ミステリだけかと思いきや、最後の方には国内ミステリの書影も少しだけ出てきます!しかも僕の好きな『早川ポケミス』と『創元推理文庫』の書影もあって、気持ち的に震えながら眺めました。もう、何時間でも見ていられますね。永遠に眺めていたい。

 

こんな本を読んでしまったら、今までは気になったものだけしか手を出してこなかった『ミステリの洋書』にも本気で手を出してしまいそうになってしまいます。

 

今回の本は海外ミステリの書影を集めた内容ですが、もう色々なバージョンの続巻を出していって欲しいです!

 

既に『少年少女昭和ミステリ美術館』という本は出されているみたいですので、そちらの本もぜひ読んでみたいと思います!それではー!