あべろぐぷらす

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【エコ】石炭火力発電の推進とCCSの実用化について考える

こんにちは、あべし(@honjituno)です。3月17日の日経新聞の一面の記事で石炭火力発電を推進するという記事がありました。

東日本大震災後、原子力発電の代替エネルギーとして、天然ガスが多く輸入されており、その輸入量の増加が電気料金を引き上げている一因となっています。

そこで価格の安い石炭発電を推進していきましょうという記事でした。

石炭火力発電の推進とCCSの実用化について考える

新しい石炭火力発電所を作る際には、環境影響評価(アセスメント)を行う必要があります。発電所はしっかりした設備を整えて、環境に与える負荷を最小限に抑える必要があるためです。

 

こうした評価が行われなかった場合、わざわざ高いお金を支払って発電所に環境技術を取り入れる必要がなくなり、その結果大気汚染(煙突から硫黄酸化物や窒素酸化物が排出されることでおこります。)や、温室効果ガスである二酸化炭素排出量の増加に繋がってしまいます。 

 

しかし、現状ではアセスメントの基準が曖昧で、発電所を作る企業が石炭火力発電所への投資に踏み切れないケースがあるそうです。

 

このままでは、火力発電は価格の高い天然ガスで賄わなければならなくなってしまいます。そこで、アセスメントの基準を新規に作成し、新しく石炭火力発電所を作りやすくします。

 

新たに作成される基準は二酸化炭素排出量についての基準です。基準がはっきりすれば、企業も発電所に投資しやすくなります。

 

ただし、二酸化炭素排出量の基準をクリアしなければいけません。政府は二酸化炭素排出量を抑制する技術として『二酸化炭素回収・貯留技術(CCS)』の実用化も進めていきます。

CCSとは、二酸化炭素を大気中に排出することなく地中に埋めたり、海底に貯留したりする技術です。CarbonDioxide Capture and Strageの頭文字をとっています。

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(引用元:J-POWERの地球温暖化問題への取り組み | もっと知ってほしい石炭火力発電 | J-POWER(電源開発株式会社))

石炭火力発電は、天然ガス発電と比較して安く発電することが可能ですが、二酸化炭素排出量は多くなってしまいます。ここでCCSが重要になります。

 

ただし、現状ではCCSは非常に高価な技術です。二酸化炭素の処理にかかる価格が現状のままでは、石炭火力発電でも発電料金が高価になってしまうため、政府は実用化に向けて、CCS技術の確立とコスト低下を進めていきたい訳です。

今後は原子力の代替エネルギーとして、再生可能エネルギーが充分に普及するまでにLNG、石油、石炭の火力発電にはCCS技術が重要になると思います。

 

記事の通り石炭火力発電を推進していくのであれば、発電所にCCS技術をどんどん取り入れていくべきだと思いました。